【業務効率化】seleniumでブラウザ自動操作をする際にファイル保存ダイアログに邪魔されてしまう際の解消法

カテゴリ:その他 投稿:2022年6月15日22:44、更新:2022年7月7日1:00

・記事の概要 

seleniumでブラウザ自動操作をしてファイルをダウンロードをした際にWindows/Mac問わずに、ファイル保存ダイアログが出てしまい、自身の操作で保存をしないと自動処理されない場合の解消方法を記載します。


今回はブラウザ拡張機能のseleniumを対象としており、そもそもの使い方などは以下をご参照ください。

・関連記事:

seleniumを使ったノーコードでのブラウザ自動操作について①

seleniumを使ったノーコードでのブラウザ自動操作について②


・この記事でできるようになること 

seleniumによるブラウザ自動操作で対象のURLから複数のファイルをダウンロードしようとした際に、以下のようなファイル保存ダイアログが出てしまい、せっかくの自動処理なのに保存は自分でしないといけないの?という問題を解消します。

(画像はMacの場合のダイアログになりますが、解消方法はWindowsもMacも同様です)




・実際の手順 

といっても対応は非常にシンプルで、Chrome側の設定をいじります。

Chromeブラウザを開き、右上メニューバーより「設定」を選択し、「詳細設定 」>「ダウンロード」以下の画像のような画面を開いてください。

「ダウンロード前に各ファイルの保存場所を確認する」とありますが以下画像のようにONになっていると、ファイル確認ダイアログが出てしまします。

なのでこれをOFFにしましょう。ついでにデフォルトの保存先を変えたい場合は保存先も変更しておくといいでしょう。


設定を変更しましたら、元々の自動処理を再度実行してみてください

複数ファイルをダウンロードする際にも保存先を問われることなく、自動でファイルを保存までしてくれているはずです。


・まとめ 

いかがだったでしょうか。

意外とselenium内で解決せずにブラウザ設定側で解決できてしまう問題でしたね。

今回はブラウザ拡張機能としてのTips紹介でしたがPythonコーディングでブラウザ自動操作をするような記事も書いておりまうので良かったらみてみてください。

【Python】特定サイトで条件指定してファイルをダウンロードするような処理を自動化してみる


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のぎ
PG->SE->PMとして働き、現在はIT企業で新卒採用の担当をしています。長期育休取得明けで0歳娘の対応に毎日バタバタです。笑
採用業務をしつつ社内利用ツールなど作成しており、当ブログも勉強の一環でコーディングして作成しています。 エンジニア領域、人事・採用領域、育児関連など発信していきます。