カテゴリ:その他 投稿:2022年6月9日22:44、更新:2022年7月7日0:59
・記事の概要
google chrome上でseleniumを使ってブラウザ処理を自動化する手順を記載します。
定期的に同じようなブラウザ処理をする必要があり、その自動化を簡易にしたい場合に役立ちます。
・この記事でできるようになること
特にプログラミングなどの必要なく、google chrome上で手動操作していたものを自動化できます。
例えば
・サイトAにアクセスして画面1からファイルXをダウンロード
・同サイトの画面2からファイルYをダウンロード
みたいなことを毎週実施する必要があった時に、この場合は2つのファイルですが対象が増えるほど、手作業で実施していくのは面倒くさいと思います。これを自動化してボタンひとつで実施可能にします。・実際の手順
①Selenium IDEの追加
以下をgoogle chrome上で開いてください。
chromeウェブストアのSelenium IDEのページが開くので、「chromeに追加」を押しましょう。
chtomeの拡張機能で、追加しても何もマイナスはないのでお気軽に。
②Seleniumを開いてみる
①が完了すると、パズルみたいなボタンが右上の方に出てくると思うのでクリックし
拡張機能の中に「Selenium IDE」が表示されると思うのでそれをまたクリックしてください。
すると別ウィンドウで「Selenium IDE」画面が開くと思います。
③早速使ってみる
別ウィンドウの最初の画面で英語がいっぱいで難しく思うかもしれませんが
最初に自動化するものを作り始める際は「Record a new test in a new project」をクリックしましょう。
またもし自動化の対象サイトが決まっている場合はそのURLをこの時点で控えておいてください。
(1)「Record a new test in a new project」をクリックするとPROJECT NAMEを入力するように表示されるので
後で変更も可能なので適当に「TEST」などで入れておきましょう。
(2)PROJECT NAMEを入力すると今度はBASE URLを入力するように表示されますね。ここには自動化の対象サイトのURLを入れましょう。便宜上、このサイトのURL「https://ikukyuuzinzinia.com/」を入れた前提で説明はしていきます。
入力後にStart Recordingをクリックします。
③画面操作の録画
Start Recording後にBASE URLの画面に遷移し、「Selenium IDE recording」のように表示されると思います。
この状態はgoogle chrome上でのブラウザ操作を録画してくれているものになります。
試しに色々とサイトの操作をしてみましょう。
ここでは例として、「最初の記事の続きを読む」「一番下までスクロールして日本ブログ村リンクをクリックする」ということやってみます。
このように操作をしてみるとSeleniumウィンドウにどんどん操作処理が追記されていきます。
自動化したい処理が終わったらSeleniumウィンドウ右上にある停止ボタンをクリックしましょう。
ここでも名称の入力が求められますが適当でいいです。
停止後に停止ボタンの上側にある保存(フロッピーのアイコン)ボタンをクリックし、任意の箇所にファイルを保存してください。
④ファイルの確認
「〜.side」のファイルが保存先にあることを確認してください。
ここまでで自動化の録画部分はOKです。
・まとめ
いかがだったでしょうか。
次回で保存したファイルを実際に動かす部分を書いていきます。
次回記事:seleniumを使ったノーコードでのブラウザ自動操作について②
Pythonで今回の内容をコーディングしてみるとどうなるかを以下で書いています。
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